童貞判別法の内容

童貞判別法によって抽出された外見的要素は「目がぎらついている」[8]、「女性を正視しない」[9]、「爪が汚い」[10]など多岐に渡り、また、「ニキビがあるのが童貞」[9]、「肌が綺麗なのが童貞」[10]など、相互に矛盾する言説も多数存在している。「ペニスが白いのは童貞」[11]といった医学的根拠の無い言説や、「鼻先を押下して二つに割れなかったら童貞」[12]といった迷信のような判別法も存在している。こうして蓄積されたさまざまな言説をもとに、1982年『ヤングレディ』においてはじめて童貞の外見的要素がパターン化された。ここでは「マザコン・ヒステリック型」「学者・理論先行型」「肉体コンプレックス型」の3パターンが掲載され、それぞれの特徴や性格、外見的要素が詳細に説明されている[13]。

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